愛犬のためのバランスのとれる食事

飼い主が与える食べ物は、ペットの命の糧になります。

必要な栄養バランスがとれる食事をきちんと与えることが健康につながるので、吟味して決めたいですね。

 

ドッグフードにもいろんな種類があるので、まずは、その用途を理解して使い分けましょう。

市販されているペットフードは、大きくわけて「総合栄養食」「おやつ・スナック、間食」「その他の目的食」の3つがあり、それぞれ用途が違います。

 

市販のパッケージには「成犬用総合栄養食」「犬用スナック」「間食ドッグフード」などの表示があるので、まずそれを確認してライフステージと用途に合わせて選んでください。

メインの食事として与えるのが「総合栄養食」です。

 

これは水と共に与えるだけで、そのペットの必要な栄養素が賄えるものなので、その犬のライフステージにあった「総合栄養食」を主食にするのが良いですね。

しつけやトレーニングのご褒美など、食事以外の時に与えるものに「おやつ・スナック、間食」があります。嗜好性が高いのが魅力でジャーキやガム、煮干し、チーズ、クッキー、ボーロ、ペーストなど形態もさまざまです。

 

犬にやってほしい行動を教えるトレーニングの「強化子」に使用するのなら、嗜好性が高く小粒の食べやすいものがオススメで、犬が退屈している時などに与えるのなら、牛皮ガムや豚皮ガム、ヒマラヤチーズなどの時間がかかるものが良いでしょう。

また「その他の目的食」には、総合栄養食にプラスして与える食欲増進を狙う一般食・副食をはじめ、食事療法を目的とした療法食、栄養をプラスするサプリメントや栄養補助食などがありますが、こちらはかかりつけ獣医師からの指導を受けての使用が良いと思います。